タイトル:キチン・キトサン・オリゴ糖の健康力
シリーズ:栄養書庫シリーズ
インタビュー:岡本芳治獣医学博士、韓啓司医学博士
発行日:2020年2月4日
定価:500円(税別)
頁数:オールカラー本文32頁
判型:A5変形(155mm×223mm)
カニの甲羅に秘められたすごい力を知る
カニの甲羅の薬効については、古くから知られていました。1596 年に上梓された「本草綱目」(中国・明時代の漢方薬の知識を編纂した医薬書)には、カニの甲羅の粉を練って軟膏にし腫物やできものに塗るとよい、と書かれています。
ただし、科学的研究が本格化するのは1970 年代以降。アメリカで海洋資源開発プロジェクトがスタートし、そこで注目を集めたのがキチンです。キチンは、エビやカニ、昆虫の殻などに含まれる天然素材で、地球上で合成される量は年間1,000 億トンと推測され、バイオマス(生物由来資源)としても大いに期待されるようになったのです。
破棄され汚染の原因ともなっていたカニの甲羅が資源として活用できるとあって、日本でも政府が支援し北海道や鳥取の大学を中心に研究が本格化。研究が進むにつれ、カニ甲羅からはキチン、キトサン、グルコサミン、オリゴ糖と多様な成分が精製され、人々の健康に大きく作用することがわかってきました。
本書では、岡本芳治獣医学博士と韓芳治医学博士のインタビューと各種研究データを元に、これらキチン、キトサン、オリゴ糖の健康力を紹介いたします。
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